家の履歴書 今は亡きあの人篇

家の履歴書
May 16, 2015
written by 四方田 裕弘
家の履歴書 今は亡きあの人篇
キネマ旬報社  初版出版日 2011年6月25日

週刊文春で平成6年からの連載されている企画、著名人が生れてから育ってきた家を、当時の暮らしぶりや両親との思い出を、記憶を辿りながら語る物語を、編纂したものです。

著者は斎藤明美。週刊文春の記者で、女優の高峰秀子の養女となった人です。

男優・女優篇、文化人・芸術家篇、今は亡きあの人篇の3シリーズあります。

大正時代や昭和初期の、記憶に残った家の間取りが紹介されていますので、当時の日本の家の間取りの参考になります。
また、当時の暮らしぶりや少年・青年時代に考えていたことも、住んでいた家とともに語られており、当時の生活や日本人の考え方などを知ることができます。

「家に歴史あり、人に歴史あり」

家の履歴書

【今は亡きあの人篇に集録されている著名人】
高峰秀子、天本英世、川谷拓三、古今亭志ん朝、丹波哲郎、中野孝次、淀川長治、佐藤慶、谷啓、藤岡琢也、下條正巳、久世光彦、清川虹子、梨元勝、名古屋章、笠原和夫、山城新伍、夢路いとし・喜味こいし、藤田まこと、小林桂樹、原ひさ子、石井好子、飯田深雪、双葉十三郎、田村高廣、緒形拳、内藤ルネ、メイ牛山、川内康範