住まいの解剖図鑑

住まいの解剖図鑑
May 18, 2013
written by 四方田 裕弘
住まいの解剖図鑑
エクスナレッジ  初版出版日 2009年11月

サブタイトルは、心地よい住宅を設計する仕組み
建築家増田奏(ますだ すすむ)の著作。

建築作品を紹介する本でも、内装やディテールを紹介する本でもありません。
建築というよりは、設備、それも使い勝手や存在意義に焦点を当てています。

例えばキッチンについては、
冷蔵庫、コンロ、まな板、シンクの料理のしやすさを考えた並べ方や
断面、平面で見たときのダイニングとの関係など。

これから家を建てる方には、一読することをお勧めします。
設備の配置や使い勝手について、新たな視点が生まれること間違いなしです。

手書き風の挿絵が多く、さらっと目を通すだけでも面白いです。
著者は、1,800円分の“もと”をとってもらえればと書いていましたが、充分とれましたよ。